Androidスマートフォンを購入する前に知っておくべきこと

Android Update History

Android Update History

Michael DeGustaが、アメリカで出荷されたすべてのAndroidフォンを昨年の半ばまで遡って調べ、それぞれのデバイスに適応されたメジャーアップグレードまたはマイナーサポートパッチ、さらには価格や、発売日、製造中止日等を一枚の図表にしている「Android Orphans: Visualizing a Sad History of Support」。

それが、上の画像「iPhone And Android Update History」だ。

iPhoneの最新OSは知っての通り、iOS 5だ。iOS 5は、iPhone 3GS、4、そして最新の4Sと3世代の機種をサポートしている。もちろん、アップデートはそのすべてのユーザに提供されている。

アンドロイドは、Cupcake、Donut、Eclair、Froyo、Gingerbreadとリリースされて来て、最新のOSはIce Cream Sandwichということになる。もっとも、6回目のアップグレードではあるが、Androidフォンの最新Versionは4.0だ。

それにしても、その最新のIce Cream Sandwichが提供されているAndroidフォンはどこにあるのだろう?

Michael DeGustaが作成した図表を見るまでもなく、ほとんどのAndroidフォンはその時々の最新のOSにすらアップデートされることなく生産中止になっているのが現状だ。

しかも、ほとんどのAndroidフォンは、出荷された時点ですでに古いバージョンのOSが搭載されているという驚くべき事実がある。最初から最新でない上に、アップデートされることのないAndroidフォンってなにもの?

2年縛りで購入されることが多いはずなのに、最初から最新でない上に、2年どころか1年ともたずに生産中止になっているAndroidフォンを選ぶ理由はなんだろう?

Androidの最新OS、Ice Cream Sandwichをググると、新機能や魅力についての記事が検索される。で、その新機能や魅力を享受できるのは誰なんだ?

docomoから年内発売予定とされるGalaxy Nexusの購入者?既存のAndroidフォンユーザーは?当然のことながら蚊帳の外ってわけだ。

iPhone の場合、iOS 5のすべての機能を使うためには最新のiPhone 4Sが必要なのは言うまでもない。それでも、2世代前のiPhone 3GSであってもiOS 5にアップデートして、すべての機能ではないにしてもiOS 5の機能を使うことができる。

Michael DeGustaが言うように、「Apple’s way of getting you to buy a new phone is to make you really happy with your current one」新しいiPhoneを買うことで幸せな満足感を得られるようにするのがAppleの方法であるのに対して、 Androidの場合は、「Android phone makers think they can get you to buy a new phone by making you really unhappy with your current one. 」新しいAndroidフォンを買ったことで不満を抱かせることになってもいいと考えているのだろう。

現状に不満があれば、その不満が、さらに次の新しいAndroidフォンを買う動機になるとでも考えているのだろう。

さておき、それでもAndroidフォンを購入したいという考えを否定するつもりはない。事実を認識した上で、それでも購入したいというのは正しいやり方だ。自分がいいと思って、それを自分で使うのは間違いじゃない。但し、優劣を語るのはやめておいた方がいい。基本的なスタンスが違う以上、話にならないのは自明の理だからね。

そうそう、日本の場合、キャリアの優劣を語るのはあり、だと思うが、その場合も地理的条件で優劣が左右されることもあるし、知らぬが仏という諺もある。やっぱり、ものの優劣を語るのはやめておいた方がいいかもしれない。個々の事情で変わる事実と変えようのない事実は別ものだから。

ところで、上の図表がアメリカで販売されたAndroidフォンのアップデート履歴だけど、日本での場合も大差ないことは自明だよね。

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