VMWare FusionへOS X 10.7 Lionをインストール

VMWare FusionでOS X 10.7 Lionを利用するためには、まずインストールディスクイメージを作成する必要がある。

Lion installer

Lion installer

ディスクユーティリティを起動して、ファイル > 新規 > 空のディスクイメージと選択して、上の画像のように、サイズ:4.6GB、フォーマット:Mac OS 拡張(ジャーナリング)、暗号化:なし、パーティション:単一パーティション-Appleパーティションマップ、イメージフォーマット:DVD/CDマスターとして、適当な名前(Lion_installer等)を付けて保存する。

Mac App Storeからダウンロード購入したOS X Lionインストールを、右クリックでパッケージの内容を表示させる。

Contents > SharedSupportと開き、InstallESD.dmgをダブルクリックしてマウントさせる。

ESD

ESD

マウントしたInstallESD.dmgの内容すべてを表示させる(UnHidden等の不可視ファイル表示アプリを使用)。

BaseSystem.dmgをダブルクリックでマウントさせ、先に作成した空のインストール用ディスクイメージ(Lion_installer.cdr)へ復元する。

BaseSystemの復元

BaseSystemの復元

ソースにはマウントさせたMac OS X Base Systemを置き、復元先には空のディスクイメージを置く。復元ボタンをクリックして、Mac OS X Base Systemをディスクイメージへ複製する。

復元が終了したら、ディスクイメージ(Lion_installer.cdr)をダブルクリックで開く。マウントされたディスクイメージの名前はMac OS X Base Systemとなっているので、間違えないようにすること。

System > Installationと開き、Packagesのエイリアスファイルを削除する。続いて、先にマウントしたInstallESD.dmgの中から、PackagesフォルダをSystem > Installationへコピーする。

Packages

Packages

続いて、InstallESD.dmgの中からkernel_cacheファイルを、ディスクイメージ(Lion_installer.cdr)の第一階層へコピーしてから、ターミナルを起動し、

cd /Volumes/Mac OS X Base System/Library/Preferences/SystemConfiguration/
sudo vi com.apple.Boot.plist

として、com.apple.Boot.plistを開き、

<key>Kernel Cache</key>
<string>\kernelcache</string>

を追加する。

続いて、ターミナルへ

cd /Volumes/MyInstaller/System/Library/CoreServices
sudo touch ServerVersion.plist

として、ServerVersion.plistを作成する。これは、現状のVMWare FusionではSnow Leopardまでの対応で、Server版だけしかインストールできないので、インストーラーがサーバー版であるように見せかけるため。

これで、インストール用のディスクイメージが出来上がり。続いて、VMWare Fusionへのインストールの手順を。

VMWare Fusionを起動して、ファイル > 新規と選び、新規仮想マシンアシスタントを開く。

ディスクを使用せずに続行をクリックして、次画面でオペレーティングシステムのインストールディスクイメージを使用のラジオボタンにチェックを入れ、先ほど作成したディスクイメージ(Lion_installer.cdr)を選ぶ。

Lion_installer

Lion_installer

続けるボタンをクリックして、オペレーティングシステムの選択はそのままにして、さらに続けるをクリック。設定のカスタマイズをクリックして、名前をOS X 10.7等に変えて保存する。

仮想マシンの設定画面が開くので、プロセッサとラムを選び、プロセッサは環境に合わせて2個以上、メモリーは2GB以上(必須)にする。ハードディスクを選び、2GBファイルに分割のチェックを外し、適用をクリック。続いて、個々の環境に合わせて、ネットワークの設定(OS X 10.7のインストールに必要)をする。

次に、VMWareはOS X 10.7を起動できないので、NVRAMを交換(追加)してやる。

Installing Mac OS X Lion in VMwareのページからnvram.zipをダウンロードして、解凍するとlion.nvramというファイルができるので、lionの部分を、設定のカスタマイズでつけたMac OS X 10.7等の名前に変更する。

先ほど保存した仮想マシンを右クリックして、パッケージの内容を表示させたら、Mac OS X 10.7.nvramをコピーする。下の画像は全て終了した後のものなので、実際には、この時点でのファイルの数は半分くらい。

nvram

nvram

これで、VMWare FusionへOS X 10.7 Lionをインストールできる。

仮想マシンMac OS X 10.7をスタートアップさせると、ディスクイメージ(Lion_installer.cdr)から起動し、インストーラーが立ち上がる。メニューからユーティリティ > ディスクユーティリティと開き、仮想マシンMac OS X 10.7を、フォーマット:Mac OS 拡張(ジャーナリング)として、消去(初期化)する。その際に、ディスクの名前をLion等に変えておく方がいい。

ディスクユーティリティを終了して、インストールを開始する。インストールが終了して、再起動させる際に、VMWareのスタートロゴが出たところでescキーを押して、bootメニューを表示させる。

bootmanager

bootmanager

Boot Managerを選び、enterキーを押す。

起動ディスクの選択

起動ディスクの選択

デフォルトでは仮想マシン(Mac OS X)が選択されているので、その下にあるディスクイメージ(Lion_installer.cdr)を選択する。当方の環境ではEFI SCSI Device 1がそれだった。選んで、Enterキーを押して、インストーラ起動画面にならなければ、それは選び間違いなので正しく選べるまで、改めて仮想マシンのスタートから始め、bootメニューの表示、Boot Managerを選択して、起動ディスクを選択し直す。

インストーラー起動画面になったら、メニューからユーティリティ > ターミナルと開き、

touch “/Volumes/Lion/System/Library/CoreServices/ServerVersion.plist”

と入力してEnterキーを押す。

これは、インストーラーディスクをサーバー版と見せかけたように、仮想マシンもサーバー版であるように見せかけるため。

ServerVersion.plistが作られたならば、問題なく起動するはず。

VMWare on Lion

VMWare on Lion

追記:※9月11日まで「VMWare Fusion3+Windows 7同時購入キャンペーン」を実施している。

追記:※OS X Lionに正式対応したVMWare Fusion 4へOS X 10.7 Lionをインストールを記事にしました。

コメント 停止中