復元(リストア)中にエラーが出る場合の対処法を考えてみる

tsunashiさんにいただいたコメントでは、PwnageTool 4.3.3で作成したCFWで復元した際に「THE IPHONE COULD NOT BE RESTORED,THIS DEVICE ISN’T ELIGIBLE FOR THE REQUESTED BUILD.」というエラーが出たそうだ。

で、後になってこの文言はどこかで見たことがあることを思い出した。「TinyUmbrellaにYOU ARE JUST TOO LATEと言われた」で、TinyUmbrellaの仕様が変更されていることを記事にしたが、そのときのログに似たような文言があった。「This device isn’t eligible for the requested build.」

復元(リストア)中にエラーが出る場合には、まずTinyUmbrellaを、というかTinyUmbrellaを使用したことによる変化・影響を考えてみるべきかもしれない。

復元(リストア)する際にはSHSHの認証が行われるが、gs.apple.comでは最新のSHSHしか認証されない。そのため、それを回避するためにhostsファイルに74.208.105.171 gs.apple.comとか、74.208.10.249 gs.apple.com、あるいは127.0.0.1 gs.apple.com等と記述しておいたりする。また、TinyUmbrellaを使用すると記述される。このことが原因で、復元(リストア)する際にエラーが出ることがある。

hosts

hosts

なので、最新のiOSアップデート(正規の場合もカスタムファームでの復元も含む)の場合には、hostsファイルに記述されているその部分を削除するか、頭に(#74.208.105.171 gs.apple.comのように)#を付けて保存する。

hosts #

hosts #

以前はこれだけでよかったのだが、実は、TinyUmbrellaの仕様変更は思いもよらない変化を起こしていた。

hosts.umbrella

hosts.umbrella

上の画像のように、hostsファイルを複製し、hosts.umbrellaという名前で保存しているのだ。

もし、hostsファイルの記述を#を付けて変更したり、その記述を削除してもエラーが出るようなら、このファイル(hosts.umbrella)を削除することも必要かもしれない(残念ながらというべきか、幸いなことにというべきか、当方ではPwnageToolやSn0wbreezeで作成したカスタムファームでの復元(Jailbreak)ではエラーは出ていない。そのため、実際にはどうなのかというのは未検証)。

hostsファイルの場所と変更方法

etc

etc

Macの場合には、Finderのメニュー :移動からフォルダへ移動を選び、/etc/と入力後、移動をクリックすると不可視フォルダであるetcへ移動する。そこにあるhostsファイルの共有とアクセス権を一時的に変更し、テキストエディタ等で開く(必ず、アクセス権は元の状態に戻すこと)。

access

access

Windowsの場合は、「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」にhostsファイルがあるので、管理者権限でメモ帳等テキストエディタで開く。

復元(リストア)の際に、エラーが出た場合には、まずhostsファイルの変更をしてみることをお勧めする。またそれ以外のエラー回避方法としては、以下の方法がある。

復元(リストア)の際に、3194のエラーが出る場合には、TinyUmbrellaを起動して、Advancedタブをクリック、「Set Hosts to Cydia on Exit」のチェックを外し、「Apply Changes」をクリックすることでエラーを回避できる。

追記:※「Apply Changes」をクリックした後に、Mac/PCを再起動する必要があるようだ。

umbrella

umbrella

また、カスタムファームでリストアする際に出現することのある、11,1600,1601,1602,1603,1604エラーの場合には(Windowsユーザーであれば)iREBを使用することで回避できる。

過去記事「1600,1601,1602,1603,1604エラーをバイパスするiREB RC3」を参照のこと。

いずれにしても、エラーの原因はhostsファイル絡みのような気がする。

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    • tsunashi
    • 2011年 5月11日

    いつもお世話になっています。おそらくご推察通りだと思います。
    当方のOldBootROM 3GS JBでは母艦Macのhostsが
    ・74.208.10.249 gs.apple.comのエントリ有り
    ・hosts.umbrellaファイル有り
    の状態において、PwnageTool 4.3.3のCFWでは復元時にnot eligibleエラーが発生したのに対し、PwnageTool 4.3.3.1のCFWでは正常に復元できました。

    iPhone Hacksの記事コメントにも同じエラーについて報告が何件かあったので、PwnageToolが迅速に対応してくれたのかなと思ったりもします。

      • skydog
      • 2011年 5月11日

      そうですね。ただ、Mac側の状況(hostsファイルの記述やUmbrellaの使用等)が同じであっても、4.3.3の復元でエラーにならない場合もあるから、原因を特定できなかったりします。例えば、当方のiPhone 3GS/Old Bootromでは、hostsファイルを変更しないまま4.3.3の復元(Jailbreak)ができていました。もちろん4.3.3.1も同様です。となると、やっぱり、その時々の環境や状況によってということで、根本的な解決方法ではなく対処法でしかないということなんでしょうね。

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