Google Voiceのアカウント(電話番号)をとってみた

8月に「Gmailから電話がかけられる」というのを記事にしたが、9月にGV Connectがリリースされ、11月には本家本元Google Voiceがリリースされた。

Google Voice

Google Voice

といっても、App Store USだけの話でサービス自体もアメリカ国内に限られている。日本からは、IPアドレスで制限をかけられているためウェブサイトを開くこともできない。

当然、iアプリも日本のApp Storeでは配布されていない。もっとも、CydiaにはGV Mobileという同様のことが可能なappがある。

GV Mobile

GV Mobile

Google Voiceは、電話とSMSクライアントの代わりとして機能するわけだが、もっとも有用な機能はすべての電話(Home、Work、Mobile)を1つの番号に割り当てることができるということだろう。もちろん、無料あるいは格安な料金で電話をかけられるというメリットもあるが、着信時の電話やテキストの処理方法をきめ細かく制御することができるということが最大のメリットだと思う。

さておき、実際にアメリカへ電話をすることなどないのだが、Google Voiceのアカウント(電話番号)を取得するプロセスになにか使えることがあるような気がするので、とりあえず検証の意味も含めてGoogle Voiceのアカウント(電話番号)をとってみた。

当然、越えなければならないハードルがいくつかある。登録のためにウェブサイトを開けるようにすること。Google Voiceのアカウント(電話番号)を転送するためのアメリカ国内の電話番号(認証のためにコールバックして確認される)。それを日本で受けるためのSIPアドレス等々。

Hotspot shield

Hotspot shield

まず登録のためにウェブサイトを開けるようにするために、Hotspot ShieldというVPNサービスを利用した。iPhoneにはVPNクライアント機能があるので、簡単に利用することができる(PC用にはアプリも用意されている)。

上の画像の説明では、Wi-Fiを切って、設定 > 一般 > ネットワーク> VPN > VPN構成を追加とタップして、IPSecを選択。説明は適当に(例えばHotspot Shield)、サーバはIPアドレスを68.68.107.101と入力。アカウントとパスワードは下にあるGet Account IDボタンをクリックして表示されたものを入力。証明書はOFFのまま、グループ名とシークレットにはhssと入力。とある。

Hotspot Shield設定画面

Hotspot Shield設定画面

これで、VPNをONにすればアメリカ国内のネットワークにいるように見せかけることができ、Google Voiceのサイトも開くことが可能になる。

Whistle_phone

Whistle_phone

次に、Google Voiceのアカウント(電話番号)を転送するためのアメリカ国内の電話番号を取得するために、Whistle Phone – Vail Systems, Inc.を利用した。これもiアプリが無料で提供されているし、PC用のアプリも配布されている。しかも、SIPアドレスに変換する手間がいらない上に、iPod touchでも使える。

Whistle phone

Whistle phone

Whistle Number(アカウント)の取得はとても簡単だ。アプリを起動して、Create a Whistle Accountをタップ、説明画面になるのでもう一度、Create a Whistle Accountをタップ。

Whistleアカウント設定画面

Whistleアカウント設定画面

名前、E-mailアドレス、適当なパスワード、確認のためにもう一度パスワードと入力して、下にあるプライバシーポリシーに同意するボタンをタップする。

希望するエリアコードから提供されるWhistle Numberがいくつか提示される(なければ別のエリアコードを入力)ので適当なものを選択する。

Whistle Number(アカウント)が付与され、登録したE-mailアドレスへ認証のためのメールが届くので、メールを開き、文中のアクティベートリンクをクリックする。

Whistle設定画面

Whistle設定画面

設定 > Whistleと開き、AccountにWhistle Number(ハイフォンを除いた10桁の数字)、proxyにはproxy.whistlephone.comと入力し、登録の際に設定したパスワードを入力すればWhistle Phone – Vail Systems, Inc.が使えるようになる。

ここまでが、Google voiceのアカウントを取得するための準備。

さて本題、VPNをONにしてから、Google voiceあるいはGV Mobileを起動する。Googleアカウント(Gmailアドレス)とパスワードを入力。

新たにGoogle voiceの番号を取得するわけだけど、エリアコード、都市、郵便番号で、さらには数字の並び等々、わりと自由に選ぶことができる。番号を選んだらアクセス時のパスワード(PIN)を4桁の数字で入力。

続いて認証のためにコールバックされる電話番号の入力画面になるので、先ほど取得したWhistle Number(ハイフォンを除いた10桁の数字)を入力する。そのときダイアログに表示されている2桁の数字をコールバックされたときにダイアル(プッシュ)するので覚えておくこと。

Call me nowをタップすると、Whistle phoneに電話がかかってくるので、先ほどの2桁の番号を入力すると認証完了(画像はPCでのもの)。

Google voice認証完了

Google voice認証完了

これで、Google voiceのアカウントを取得できた。アクティベートした後は、日本のIPアドレスからでも利用できるのでVPNは必要ない。

但し、Google VoiceはVoIPではなく、iPhoneの電話アプリを使用している。電話やテキストメッセージは、通常の携帯電話網経由でルーティングされているということに留意する必要がある。

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